1:mamorinoシリーズ
au(KDDI)が発売しているキッズ携帯(ジュニアケータイ・キッズスマホ)にmamonrino(マモリーノ)シリーズがあります。本記事の執筆時点での最新機種はmamorino5という機種で、一つ前の機種mamorino4と共に店頭に並んでいます。しかし、携帯・スマホの市場では常識的に「型落ち機種は安く買える」という傾向があり、今回、もう一つ前の型であるmamorino3で新規契約できるか確認しましたので簡単ですがレポートです。
新学期を迎え、そろそろ子供にも携帯を持たせることを検討されている方の参考になればと思います。
2:価格帯
mamorinoに限らずキャリア携帯で発生する費用は、端末代と手数料と月額利用料で構成されています。先ず端末代については入手方法によって価格設定に差はあるのですが、だいたいの目安として
- mamorino5(最新機種)は16,000円位。
- mamorino4は10,000円位。(2019年4月上旬は16,000円位。)
- mamorino3は2,000円位。
ただし、mamorino3は既に店頭では手に入りません。ネットオークションやジモティなど個人出品者から購入となります。
手数料については、どの機種であっても新規に回線開通させるには3,000円かかります。また、月額利用料は(各種オプションサービスを除けば)約500円です。
3:白ロム端末について
正規にauから購入したもので、機種変更などでsimカードが抜かれている状態で「白ロム」として流通しています。白ロム端末をauショップに持ち込んで、simカードを購入し、開通手続きを行うことになります。上記、mamorino3を個人出品者から入手する場合は、この「白ロム」を購入することになります。
尚、mamorinoシリーズはsimロック解除はできない仕様になっているようですので、いわゆる格安SIMなどを挿入して利用することはできないようです。
4:mamorino3(白ロム)で新規契約できるかauショップに聞いてみました。
auショップにmamorino3端末を持ち込みで新規回線開通できるかストレートに聞いてみました。その回答は以下の通り。
mamorino3は3G回線の端末です。3G回線のsimカードの在庫はありますが、3G回線の新規契約は既に停止しており、全国どこのauショップや量販店でも受付はできません。既に他の端末で携帯番号を有していて、機種変更先がmamorino3であれば対応はできますが、新規に携帯番号を取得することはできません。在庫の3G回線のsimカードは、あくまで故障対応などの為の在庫という位置づけです。
また、3G回線自体が2022年3月で終了する事が公式に発表されており、auとしては完全に収束方向とされていますね。
尚、auショップによっては、上記の情報をよく理解していない店員さんも居るようなので、注意が必要です。アタシが最初に問合せをした他のauショップの店員さんからは「3G用のsimカードの在庫がなく、発注・入荷に約1か月かかります。入荷すれば開通可能です。開通しても3G回線は1年後(2020年3月)には使えなくなるので、最新機種でのご契約の方がお勧めです。」と、ちょっとズレている(事実と異なる)説明を受けました。ホームページ等でキチンと事実・ソースを確認しておくことが大事ですね
5:まとめ
ネットの個人出品でmamorino3は多数出品されており、非常に安価に入手できますが、新規の回線契約はできません。ただし、元々au回線契約があり機種変更としてmamorino3に切り替えたい場合は対応可能なようですが、それでも2022年3月には回線が停止します。